スマートシティへ向けたインフラ、「セキュリティ」が必須になる
スマートシティの実現に向けて世界中の国々が動き出している中、スマートシティの構成要素を支える多様なインフラ技術の重要性が高まっている。道路や自動車等を含めた交通システム、電力、ガスなどのエネルギー、上下水道、IoT機器、そしてそれを相互につなげ、効率的に運用するにはインフラ技術が必須であるため、スマートシティの実現に関わる重要な鍵となっている。
特にセキュリティ対策に関しては、他の分野でもそうであるが、スマートシティのインフラにおいて 欠かせないものとなっている。C-ITS(協調型高度道路交通システム)のような国家インフラ計画、Smart Metering(スマートメータリング)、AMI (Advanced Metering Infrastructure)、IoT機器の国際標準となるOCFやOneM2M等、幅広い分野で活用されている。
スマートシティを構成する交通、エネルギー、建物、IoT等多様な要素技術があり、それぞれの分野において国際標準化に対応できる技術が存在する。しかし、セキュリティ技術の場合、それぞれ異なる標準に準拠しているため、相互連動が極めて難しい。都市の効率性と可用性を確保するにはそれぞれの技術を連携すべきだといった声も出ている。
多くの専門家たちはスマートシティ化の成功がスマートネーションの実現につながると予測している。スマートシティの構築に採用されたセキュリティ技術もまたスマートネーションの実現に必須的な要素となり、それぞれのセキュリティ技術を統合したセキュリティソリューションが次々と登場すると見込まれる。
このような状況を踏まえ、セキュリティ業界をリードするペンタセキュリティシステムは韓国政府のGPKI(Government Public Key Infrastructure)や金融システムセキュリティアーキテクチャーなどインフラ技術を設計、構築した経験をもとにスマートシティの実現に向けてトータルセキュリティソリューションを提供することを目指して技術開発に取り組んでいる。
ペンタセキュリティはすでにスマートシティにおける交通、IoT、エコシステム、電力等様々な分野でのインフラセキュリティ技術を保有しており、現在はコネクテッドカーや自動運転車向けのセキュリティ技術を開発し、韓国政府や自治体主導のC-ITS実装事業に参加する他にも、自動車メーカーやTier1にセキュリティソリューションを提供している。最近ははスマートシティの実現に向けてセキュリティ技術とデータ共有プラットフォーム構築において自治体と論議を進めている。
ペンタセキュリティのCTOシム・サンギュ氏は「スマートシティを実現するには公共的論議と合意を得たうえで、都市の持続可能性、セキュリティの可用性などを考慮する必要がある。」とし「セキュリティの重要性がますます高まる中、ペンタセキュリティは新な技術が変えてゆく未来を予測し、今後必要とされる技術を生み出していく。そして、世界を舞台にセキュリティ分野をリードしていく企業を目指していきたい」と述べた。
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