クラウドブリックとペンタセキュリティ、 Webサイトに特化した脆弱性診断サービスの提供を開始
クラウド&エッジコンピューティングセキュリティ企業のクラウドブリック株式会社(代表取締役:鄭 泰俊、以下クラウドブリック)と情報セキュリティ企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長:陳 貞喜、本社:韓国ソウル、以下ペンタセキュリティ)は、2023年4月12日より、「Cloudbric 脆弱性診断」の新サービスとして企業のWebサイトに特化した「Webサイト診断」の提供を開始します。
■サービス提供開始の背景
デジタル技術の進展により、インターネットをはじめとする情報通信ネットワークは私たちの社会にとって欠かせないものとなりました。特にここ数年、新型コロナウイルスの流行によって、世の中のデジタル化が急速に進行しています。総務省の調査*によると、Webサイトを開設している企業の割合は全体の90.4%にのぼっており、企業にとってWebサイトは必須のものといえます。一方で、情報通信ネットワークを介したセキュリティ被害も急増しており、52.0%の企業が何らかのセキュリティ被害を受けたことがあることが分かっています。
しかし、セキュリティ対策を積極的に推進できない企業があるのも事実です。費用の問題や被害の影響範囲を小さく見積もっていることが考えられます。例えば、「自社のWebサイトは静的なページのみなので、攻撃されないだろう」と思う企業もあるかもしれませんが、近年頻発している「サプライチェーン攻撃」に代表されるように、自社を経由して関連会社や取引先を侵害することもありえるため、Webサイトを公開している企業は常にサイバー脅威にさらされているのだという危機意識を持つ必要があります。
こういった企業を取り巻く状況を鑑み、「Cloudbric 脆弱性診断」においてもWebサイトに特化した新しいサービスを迅速かつリーズナブルな価格で提供することで、お客さまのWebサイトのリスクの早期発見とサイバーセキュリティ対策の一助になることを目指します。
*総務省「令和3年 通信利用動向調査報告書(企業編) https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/pdf/HR202100_002.pdf
■「Cloudbric 脆弱性診断」および「Webサイト診断」について
「Cloudbric 脆弱性診断」は、セキュリティのエキスパートによる脆弱性診断と114カ国から収集した独自の脅威インテリジェンスを利用できるサービスです。診断は、システムの基盤となるミドルウェアやOSなどの診断を行う「プラットフォーム診断」、WebサイトやWebアプリケーションのセキュリティ脆弱性を診断する「Webアプリケーション診断」、それから今回新た加わるWebサイトに特化した「Webサイト診断」があり、お客さまの環境およびニーズに応じて必要な診断を選択することができます。
「Webサイト診断」は、企業のWebサイトに対し、外部の攻撃者からの目線で有益な情報が収集できる状態になっていないかを調査し、脆弱性を見逃すことなく、サイバー脅威のリスクから企業を守ります。必須診断項目の含まれたベースプランと、Webサイトの構造や属性に合わせて選択できる2つのオプション(Webアプリケーション診断要素を加えたものとプラットフォーム診断要素を加えたもの)を用意しています。
■サービス概要
サービス名:Cloudbric 脆弱性診断(プラットフォーム診断・Webアプリケーション診断・Webサイト診断)
提供開始日:2023年4月12日
URL:https://www.cloudbric.jp/security-assessment/