【情報】 最新Web脆弱性トレンドレポートのEDB-Report(5月)がリリースされました。
2018年5月に公開されたExploit‐DBの脆弱性報告件数は、95件でした。そして、最も多くの脆弱性が公開された攻撃はSQLインジェクション(SQL Injection)です。特に、EasyService Billing, MySQL BlobUploaderから各5個の脆弱性が公開されました。ここで、注目すべき脆弱性は、”EasyService Billing”と”MySQL Blob Uploader”脆弱性です。当脆弱性は、SQLインジェクション(SQL Injection)とクロスサイトスクリプティング(Cross‐Site Scripting)が複合的に修行されるMultiple Vulnerabilitiesです。当脆弱性を予防するためには最新パッチやセキュアコーディングがお薦めです。しかし、完璧なセキュアコーディングが不可能なため、持続的なセキュリティのためにはウェブアプリケーションファイアウォールを活用した深層防御(Defense indepth)の具現を考慮しなければなりません。
ペンタセキュリティが毎月(年12回)提供しているExploit-DBのWeb脆弱性項目をもとにしたトレンドレポートです。本レポートは、世界的に幅広く参考している脆弱性関連のオプーン情報であるExploit-DBより公開されているWeb脆弱性について、ペンタセキュリティのR&Dセンターのデータセキュリティチームの専門的知識と経験を活かし作成されています。
EDB-Reportは、各脆弱性を対象とし危険度および影響度を分析し、特定のWebアプリケーションにおけるDependency(依存度)まで提示しているため、専門的知識を持っていない一般のお客様でも脆弱性のトレンド情報を理解することができます。