ペンタセキュリティ‐韓国データ通信、 Webファイアウォール「WAPPLES V-Series」でSaaS市場進出
ペンタセキュリティ‐韓国データ通信、
Web脆弱性対策ソリューションであるWebアプリケーションファイアウォール「WAPPLES V-Series」でSaaS市場進出
Webセキュリティ及びデータ暗号化の専門企業であるペンタセキュリティシステムズ株式会社(代表取締役/社長 イ•ソグ、www.pentasecurity.com、以下、ペンタセキュリティ)と、仮想化ソフトウェア開発企業である米国のパラレルス(www.parallels.com)の韓国公式パートナーである韓国データ通信(代表取締役 イ•ジヨン、www.cloudi.co.kr)は、戦略的提携を通じて、ペンタセキュリティのWebファイアウォールであるWAPPLES(ワッフル)をパラレルスの「ベアメタル」クラウドエンジンの上に仮想化させた「WAPPLES V-Series」を発売することを5月1日に明らかにした。
韓国データ通信は、同社が運用するインターネットデータセンター(www.kdtidc.co.kr)内にクラウドWebサーバのセキュリティゾーンを構築することにし、Webファイアウォールが必要なSOHO顧客及びサーバホスティング顧客に5月初から提供することにした。
ペンタセキュリティのサービス事業本部のユ・ヨンギル本部長は、「最近のハッカーは、Webアプリケーションの脆弱性を利用したWebサーバハッキングや、SQLインジェクションなどの様々なハッキング技術を利用した企業データの漏洩、そして、ネットワーク麻痺などの深刻なセキュリティ上の脅威を与えてます。しかし、中小企業(SMB)にとっては、高価な機器への投資や運用人員配置などが負担になるのが現実です。WAPPLES V-Seriesの場合、アプライアンスのWebファイアウォールを構築することに比べ、低コストで、簡単で安全な構築が可能です」とWAPPLES V-Seriesの長所を明らかにした。 WAPPLES V-Seriesは、アプライアンスで提供されるのではなく、仮想イメージ形式(Virtual Image)で提供されるWebファイアウォールであり、提供形態が違うだけで、全ての検知•遮断及びその他の機能は、既存のWAPPLESの方式と同じである。
韓国データ通信のジ・ヨンナムセンター長は、「韓国データ通信では、SOHOのお客様を対象にクラウド環境下で仮想マシン(VM)あたりに個々のWebファイアウォールをインストールし、お客様のWebサーバとWAPPLES-VSeriesの1:1のマッチングによりWebサーバの外部からの侵入にお手上げだった企業に低コストで安定したセキュリティ回線サービスを提供することにし、これはお客様サービスとして行うSaaS事業の一環」だと明らかにした。また、「SaaS、Webファイアウォールサービスを有効にするため、韓国国内に流通されているドイツのゲートプロテクトUTM統合セキュリティソリューション及び企業専用線サービスを一つにしたセキュリティパッケージのプロモーションを進行中であり、今後もソリューション開発企業との戦略的なパートナーシップを結び、継続的にSaaSサービスを市場に提供する計画です」と述べた。
韓国データ通信は、昨年、米国のパラレルスとエンタープライズ部分の韓国公式パートナー契約を結び、全国的な代理店網を確保してIDC-ISP事業者を対象にクラウドサービスの連携及び監視サービスを提供する、クラウドソリューション販売代理店である。