ペンタセキュリティのOSS DB暗号化ソリューション「MyDiamo(マイ・ディアモ)」、PostgreSQL暗号化を提供開始

データ暗号化とWebセキュリティ専門企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長陳貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、以下ペンタセキュリティ、ソウル/韓国本社、ヒュースト/米国法人)は、10月19日、当社のOSS DB暗号化ソリューションとしてMySQL、MariaDB、PerconaDBに対応できるMyDiamo(マイ・ディアモ)に加え、PostgreSQL DBの暗号化を提供することを明らかにしました。

ペンタセキュリティは、オープンソースのデータベース管理システム(DBMS)であるPostgreSQLに特化した高度な暗号化を提供するため、MyDiamo(マイ・ディアモ)のラインナップとしてPostgreSQL暗号化を追加しました。このソリューションは、カラム単位の暗号化、暗号化カラムに対するアクセス制御、そして監査機能をトータル提供するパッケージ型のソリューションであり、利便性とセキュリティを両立できます。

オープンソースの普及および商用プログラムの保守費用を含む維持費用の負担等により、企業のオープンソース使用率は、グローバル的に増加経路にあります。2012年4月、日本国内のPostgreSQL関連ベンダー及びユーザ企業は、企業システム上PostgreSQLの利用を促進する動きとして、「PostgreSQLエンタープライズコンソーシアム(PGECons)」を発足しました。開発用、研究用、そしてテスト用での使用のみならず、本番環境においての業務システム上PostgreSQLの活用という流れがあります。PostgreSQLは、MySQLやMariaDBと共に最も多く使われるオープンソースDBMSにもかかわらず、これまで特化されたセキュリティソリューションはありませんでした。近年の情報漏えいによるセキュリティへの危機感からPostgreSQLのデータベースに特化した暗号化ソリューションは時代の要求となっています。

このような市場性にてMyDiamo(マイ・ディアモ)のラインナップとして、MySQLやMariaDBに加え、PostgreSQLを追加しました。MyDiamoのPostgreSQL版は、シンガポールの「国際サイバーウィーク(Singapore International Cyber Week)」期間中開催された情報セキュリティ・カンファレンス「GovWare(GovernmentWare)」で初めて紹介しました。MyDiamo(マイ・ディアモ)は、アプリケーションのプログラムおよびクエリーの改修が必要なく、既設のシステムにAdd-onで導入ができる特長に加え、カラム単位の暗号化を実現した透過型暗号化(Transparent column Encryption)にて暗号化前後のパフォーマンス劣化も殆ど見られないのがポイントであります。

当社CSOのDS Kimは、「PostgreSQL向けの暗号化ソリューションは、韓国国内よりはオープンソースのDBMSの使用率の高いグローバル市場においてニーズを確認している。特に日本においては、オープンソースのDBMSの中でもPostgreSQLの暗号化ニーズは、持続的に拡大している」と話し、「業種を問わず、様々な分野のユーザに対しては、は高度な暗号化技術を簡単に導入できるという、利便性とセキュリティを両立できるMyDiamo(マイ・ディアモ)を戦略的に展開する予定であるため、MyDiamo(マイ・ディアモ)で最も根源的なセキュリティ対策を実現して頂きたい」と言及しました。