ペンタセキュリティ、電子工学センターとパートナシップを締結しクラウド型WAFサービス「Cloudbric WAF+」の坂路拡大を強化
情報セキュリティ企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長 陳 貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、本社:韓国ソウル、以下ペンタセキュリティ)は12月16日、クラウド型Webセキュリティ・プラットフォーム・サービス「Cloudbric WAF+(クラウドブリック・ワフ・プラス)」(サービスサイト:http://www.cloudbric.jp)の販売について、株式会社電子工学センター(以下電子工学センター)と戦略的パートナーシップを締結した。
近年、サイバー攻撃はより巧妙化・多様化しており、従来の対策では防ぎきれない脅威となりつつある。一方で、企業のIT環境はクラウドの活用が進み、導入や運用面においてセキュリティ対策が複雑化する傾向がある。また、高度なセキュリティ知識を有するセキュリティ担当者の数は不足しており、自社での運用に限界を感じる企業が増えているのが現状である。
「Cloudbric WAF+」は高度なWebセキュリティ導入を課題として持つ企業側で自社内セキュリティ専門家のいない場合に有効な選択肢の一つとなるクラウド型WAFサービスである。Webサイトを安全に守るために必要とされる5つのセキュリティ機能である、WAFサービス、DDoS攻撃遮断、SSL証明書、脅威IP遮断、悪性ボット遮断を1つのプラットフォームにて網羅し提供されることからWAFを超えるWAFとしてWAF+(ワフ・プラス)と定義されている。尚、導入時と導入後運用時の2つのフェーズにおいて、Cloudbric Labsの国内外のセキュリティ専門家集団によるマネージド・セキュリティ・サービスを提供し、保護対象個々に対し、完全カスタマイズされたセキュリティ運用ポリシーを提案することで誤検知および過剰検知を極限まで抑えながら高度なセキュリティを維持するという、サービスとセキュリティを両立させたWebセキュリティ対策を提案できるのも特徴である。
ペンタセキュリティは今回の電子工学センターとのパートナーシップ締結により、双方がそれぞれ有するセキュリティ技術と日本国内ネットワークを連携させることで、日本市場に向けた提案を更に加速させていく方針だという。約40年にわたって構築してきた電子工学センターの幅広いネットワークを活用し、日本全国に「Cloudbric」におけるサービス網を構え、販売力を更に強化する。また、電子工学センターが新しく展開するビジネスに「Cloudbric WAF+」を組み合わせることにより、多様化する顧客のニーズに応えるサービスを開発・展開していく。
ペンタセキュリティ日本法人代表取締役社長の陳は、「Web脅威の多様化が進むなか、変革期を迎えるWAF市場で、クラウド型WAFサービスに加えプラスαの必須機能を統合した形で提供するCloudbric WAF+は、より一層進化したWebセキュリティを実現できる最適なサービスであると断言できる」とし、「今後常に高いレベルのセキュリティを追求するとともに、現地パートナーシップを強化することによって、新たな市場及びサービス開拓に積極的に取り組んでいきたい」と述べた。